PROJECT リッジアイの現場で使えるAI開発事例

衛星画像を活用した駐車場用スペースの自動検出

AI開発・MLOps設計
ビッグデータ
宇宙・衛星

駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippa株式会社様、衛星データプラットフォーム「Tellus」の事業を行うさくらインターネット株式会社様、そしてリッジアイの3社の共同研究により、衛星画像から駐車場用スペースを自動検出するAIを開発しました。これにより、新たに駐車場として活用できる遊休地を効率的に見つけることが可能となり、駐車場開拓における営業活動の促進に活用されます。

プロジェクト概要

  • 衛星画像から自動的に駐車場用スペース候補を検出
  • 現地に出向く必要がなくなり、時間や人件費を抑えることが可能

プロジェクト背景

「akippa」は、全国の空いている月極や個人の駐車場、空き地などの遊休地を駐車場として一時利用できるシェアリングサービスです。ドライバーのニーズが高まっている一方で、新しい駐車場スペースとして活用できる遊休地を見つけるために、実際に現地に行って開拓をする必要があり、手間と時間がかかるという課題がありました。この課題を解決するために、衛星データとAI技術を活用し、特定エリアの自動車駐車用スペース候補を自動検出するモデルを開発しました。

プロジェクト内容

さくらインターネットから提供していただいた衛星画像をもとに福岡・札幌で実証実験を行ったところ、約80%の精度で駐車場に適した場所を発見できました。

メディア掲載

▼プレスリリース
衛星データの実用化を目指し、衛星データとAI画像認証を活用した駐車場用スペースの自動検出プログラムを共同研究開発 〜駐車場シェアリングサービスで活用へ〜  2020年8月4日付

その他の開発事例

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