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創業6周年メッセージ

2022年7月29日 CEO

代表の柳原です。今日2022/7/29はRidge-i創業6周年の記念日となります。
たぶん世の中の社長にとって、最も感慨深い日ではないでしょうか。
自分の家族・子供よりも時間も労力も注入している人がほとんどでしょうし、立ち上げからこれまでを考えると本当によく乗り切ってきてるなぁ、、と思うことばかりです。

以下は、社内に向けたメッセージを共有します。(守秘のため売上/社名だけ隠してます。)

Ridge-i創業6周年のメッセージ


本日2022/7/29はRidge-i創業6周年の記念日となります。
資本金300万でオフィスの片隅を間借りするところからスタートしました。
そして阿部さん・小松さんの入社を皮切りに、猛スピードで駆け上がり、
社員55名(パート・顧問含む)、売上XX億円、資本15億にまで成長出来ました。
これまでの急成長を支えてくれたのも皆さんのおかげです。ありがとうございます。

創業当時、ビジネスサイドが使いこなせない最先端の技術の象徴として、AIの領域を選んでフルベットしてきました。
ディープラーニングならではのわかりやすい事例はないか、白黒映像をカラーにする作業はルールベースではできないから面白いのでは、と考えてローマの休日をカラーにして公開し、NHKが関心を持ってくれたのが、第1号創業案件です。


E社案件でも提案時点では他社事例がまだない自動化システムの素案を書いたことが、大規模プロジェクトとしてつながっています。N社などでも一緒です。

こうした私たちの案件に共通しているのは、まだ未解決の顧客・ビジネス・社会課題に対して、技術の可能性をわかりやすく提案して、実際に実装して解いて見せる、という私たちの真摯なスタンスです。
必然的に難しい案件が多くなりますが、順調に顧客からの評判を勝ち得てきているのは、皆さんの活躍にほかならず、本当に感謝しています。

これからのRIDGE to RIDGE


ただし、創業から6年も経てば、ただディープラーニングをつかえます、というだけでは付加価値はかなり少なくなくなってきます。これはWebページ、スマホアプリなどでも起きてきたエンジニアリングの宿命で、予想されていることです。

また顧客がAIという言葉を使うときの内容も大きく変わってきていて、時系列との連携・点群・最適化 などをさすことが多くなってます。幸い、点群・最適化ではよいスタートが切れていますが、これはこの6年で私たちが培ってきたAIの知見・経験・実績・顧客網があるからこそ見えてきた領域です。
これを「Ridge To Ridge」と私たちは言っていますが、7年目はその良いピボットと集中がとても問われる1年になると思います。

ぜひ次の1年も、個々人が貪欲に技術・ビジネスケースをキャッチアップするのはもちろんのこと、改めて55名のメンバーが積極的にお互いに関心をもち、専門性・強味をぶつけあって、新しいソリューションを作っていくというRidgeのコンセプトをみなで体現していきましょう。


コロナと猛暑で体調を崩しやすい時期ではありますが、ぜひ引き続き宜しくお願いします。