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Ridge-i、社外CRO(Chief Research Officer)に牛久祥孝氏が就任

2019年3月5日 プレスリリース

AI・ディープラーニング技術のコンサルティングと開発を行う株式会社Ridge-i(読み リッジアイ、本社:東京都千代田区、以下 Ridge-i)は、牛久祥孝氏を社外CROとして迎えたことをお知らせします。

 

役職

氏名

社外CRO(Outside Chief Research Officer)

牛久 祥孝(Ushiku, Yoshitaka)

 

【 CRO(Chief Research Officer)就任の背景とその役割 】

この度、社外CROとして牛久祥孝氏をお迎えすることで、当社が今まで培ってきた技術と牛久氏の持つ技術とノウハウを融合し、機械学習をはじめとする技術力の発展を一層向上させて、お客様に最適なソリューションを提供することを目的としております。

 

Ridge-iは、ビジネスの現場で利用できるAI技術の開発・ソリューション提供に注力しており、画像認識及びその関連分野の研究において第一人者である牛久氏の参画により、画像認識関連ソリューションの開発・実用化の加速を目指します。

牛久氏は、画像認識及びその関連分野の研究者として、物体検出において学習データが不足する際に異なるシーンの画像を効率的に学習させることで検出精度を向上させる研究や、画像・動画への自動キャプショニング(説明文の付与) 等、多数の画像関連技術の研究に取り組んでいます。これまでも、多数の論文を執筆し、トップ学会で採択されてきました。また、PRMU(パターン認識・メディア理解研究会)では日本人研究者の活躍のために査読・助言も行っており、機械学習領域の発展に尽力されている第一人者です。また、オムロン サイニックエックス株式会社の創立時から所属しており、研究と社会実装への両面について活躍されております。

 

この度、Ridge-iが目指す、最先端技術の追究とビジネスへの実装というビジョンに共感頂き、社外CROとして就任する運びとなりました。

 

またCROとして、Ridge-iが取り組む技術的革新性および難易度の高いタスクについて理論的・技術的助言を行いつつ、会社組織としてエンジニア・研究員がビジネスサイドとシナジーを作り、成長しながら成果を出していくための環境構築に携わります。

 

社外CROという仕組みは、優秀な頭脳・経験を一つの会社に縛られずに共有することで、一社にとどまらずに大きなインパクトを出すための新しい取り組みとなります。そのため、牛久氏はオムロンサイニックエックス社との兼務となります。

 

牛久氏が参画された新しいRidge-iに是非ご期待ください。

 

 

【 新任社外取締役の略歴 】


牛久祥孝(うしく よしたか)

東京大学 大学院情報理工学系研究科 博士課程修了

NTTコミュニケーション科学基礎研究所、東京大学を経てオムロン サイニックエックス株式会社に入社、現在に至る。

画像を人の言葉で説明する画像キャプション生成技術によって博士号を取得した後、NTTコミュニケーション科学基礎研究所でメディア認識の研究に従事。東京大学 情報理工学系研究科に講師として着任し、学部生から大学院生までの講義を受け持ちつつ、研究室でも画像処理と自然言語処理の融合領域を中心とした研究指導にあたる。
2018年からはオムロン サイニックエックス株式会社に創立時メンバーとして参画、現在はパーセプション(画像など人間も知覚するような情報)の処理を専門とする研究者のグループのPI(研究責任者)。

また、国立研究開発法人産業技術総合研究所の客員研究員として知覚情報と自然言語情報の融合領域の研究グループに参加しているほか、コンピュータビジョン勉強会@関東の幹事も務めている。

 

※全文はこちら(PDF)