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【プレスリリース】Ridge-i、グローバル・ブレインから第三者割当増資を完了

2019年7月9日 プレスリリース

 

AI・ディープラーニング技術のコンサルティングと開発を行う株式会社Ridge-i (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柳原 尚史、以下 Ridge-i) は、グローバル・ブレイン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:百合本 安彦、以下 GB) からの第三者割当増資を完了しました。
 ※ なお、本件は同年4月4日にプレスリリースした総額7.5億円の出資の一部となります

 

■第三者割当増資によって3領域を中心に事業展開を加速

Ridge-iは最高峰の先端技術を活用し、ビジネス・社会の最高地点をパートナーと共に目指していくことをミッションとして、AI・ディープラーニングを中心とした先端技術のビジネス現場への実装を通じ、お客様と社会に大きなメリットとインパクトを提供することに取り組んできました。

これまでに荏原環境プラント株式会社と共同開発したごみ識別AIを搭載した自動クレーンシステムの運用実績や、株式会社NHKアートと共同開発した白黒画像カラー化AIの放送実績など、AIをアイデアや実験にとどめず、ビジネス・社会が求める品質まで作り上げる技術力と、社会で実用可能なソリューションにする実装力の高さを評価いただいております。

また、受託開発にとどまらずに、先端技術によるビジネスや産業構造の変革に資する活動にも注力しております。その一環として、宇宙関連事業では衛星データプラットフォームTellus*への参画や、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) から委託された「商用光学衛星データ等を用いたディープラーニングによる土砂災害の検出」等を通じて、衛星データ解析へのディープラーニング技術の可能性を提言しております。

* Tellus(テルース):経済産業省の「平成30年度政府衛星データのオープン&フリー化及びデータ利用環境整備事業」において、
本事業を受託したさくらインターネットが構築中の、分析・解析などに必要なコンピューティングを有した衛星データプラットフォーム。


このたび、GBより調達した資金は、4月に実施した第三者割当増資と同様、以下の3領域を中心に投資することにより事業展開を加速させ、より多くのお客様と社会に役立つ技術ソリューションを届けていきます。

 

1) 事業の強化とソリューション提供の加速化

・既存事業の拡大
 -製造業を中心とした用途特化型ディープラーニングの提供
 -社会実装に向けたハードウェア・ロボティクス技術
 ープロダクト・ソリューションパッケージ開発及び提供体制の構築

・AIと相性の良い事業領域への展開
 -衛星データ解析を中心とした宇宙関連事業

 

2) 研究開発対象と環境の拡充

・光学カメラ以外のセンサー、時系列データなど多種多次元のデータ解析技術の獲得
・様々なセンシングデバイスとアルゴリズムを試験できる環境の整備
・計算基盤の拡充

 

3) 優秀な人材の活用

・採用活動の強化
・創造的・ハイパフォーマンスな就業環境の整備

 

 

【引受先からのコメント】
■ グローバル・ブレイン株式会社 代表取締役社長 百合本 安彦

このたび出資の機会をいただき、Ridge-iの皆様とご一緒できることを大変嬉しく思っております。
GBではRidge-iの、AI・深層学習エンジニアとビジネスコンサルタントを高いレベルで揃えたチームと、AIソリューションを実証実験に終わらせることなく本格実装まで実現してきたこれまでの数々の実績を高く評価し、出資を決定いたしました。また、宇宙関連事業を始め、Ridge-iが目指す新産業分野でのAIソリューション活用にも大いに期待しております。
今後、GBの持つ知見、リソースを最大限活用した成長支援をRidge-iに提供し、同社の更なる発展とよりよい社会へのインパクト提供を共に実現してまいりたいと考えております。

 

※プレスリリースの全文(PDF)はこちら