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CRO牛久祥孝によるAI基礎講座を無料提供

2020年5月1日 プレスリリース

 AI・ディープラーニング技術のコンサルティングと開発を行う株式会社Ridge-i(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柳原 尚史、以下、リッジアイ)は、2020年5月1日よりRidge-i(リッジアイ)YouTubeチャンネルにてCRO牛久祥孝の講演を取りまとめたAI基礎講座を無料で公開します。

 リッジアイは、AI・ディープラーニング領域において、社会課題・顧客課題に寄り添い、現場に入り込んだコンサルテーションに始まり、アセスメント、開発、導入、顧客による自走化までを一元的に提供するテクノロジーカンパニーです。特に、ディープラーニングを活用した画像解析の技術力を軸に、様々な先端技術とAIを組み合わせた開発に強みを持ち、技術面において最適化された投資対効果の高いソリューションを提供して課題解決に取り組んでいます。これまでの実績としては、白黒映像の自動カラー化技術を株式会社NHKアートと共同で開発、NHKの番組でも採用されています。また、ごみ質を認識するディープラーニングを荏原環境プラント株式会社と共同で開発、船橋市が運営するごみ焼却施設で「ごみ識別AI搭載自動クレーン」として実稼働中です。社会課題解決に向けた取り組みとしては、「土砂崩れ解析ディープラーニング」(JAXAより受託)で宇宙開発利用大賞 経済産業大臣賞を受賞するなど、実証実験に留まらずさまざまな各産業界におけるAI・ディープラーニング技術の実用を進めています。

 

 この度の無料講座は、AI・機械学習にご関心をお持ちの一般の方々や、大学生・高校生を対象に、学習機会を広く提供することを目的としており、AI・機械学習の知識に触れ、より身近に感じていただけるようなコンテンツの提供を行う予定です。本講座の提供を通し、新型コロナウィルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言下で迎える大型連休中の在宅時間を有効に活用いただくとともに、AI・機械学習についての知識を深めていただく一助となることを願います。公開する動画は、2019年11月から2020年3月のインターンシッププログラムとして行われた、CRO牛久祥孝の講座を再編集したものです。全10回(合計時間、約15時間)の講座から基礎的な部分を再構成しました。20分程の内容で全10回の内容になっています。牛久のこの講座は、インターンシッププログラム内のみならず特許庁審査官向けのAI・機械学習の基礎講座でも提供されているものです。機械学習の全体像が把握でき、また数式を用いずに説明を行っているため、理系やプログラミングの知識を有さない方にも分かりやすい内容となっています。

 なお、リッジアイは、企業活動において新規事業開拓やAI導入をご検討中のご担当者様を対象に、AI基礎講座(有料版)を2020年8月から配信する予定です。今回、無料公開を行う講座は有料版の一部となりますが、全講座の受講により、AI・機械学習に関する基礎知識の習得と、その知識を適切に事業応用する能力を培うことを可能とするプログラムの提供を目指します。

 

 リッジアイは、リッジアイの持つ技術や関連する知見を多方面で発信する機会を積極的に創出し、社会における技術活用の促進へ取り組んでまいります。また、事業の展開を通し、近い将来最先端テクノロジーが日常的に活用される社会の実現を目指します。

 

牛久祥孝プロフィール

東京大学情報理工学系研究科で講師として教鞭をとったのちオムロンサイニックエックス株式会社でプリンシパルインベスティゲーターとして研究グループを主宰する傍ら、国立研究開発法人産業技術総合研究所の客員研究員として知覚情報と自然言語情報の融合領域の研究グループに参加。コンピュータビジョン勉強会(関東)の幹事も務めている。

 

講座概要

タイトル:

  • 第1話 自己紹介と講義の目的
  • 第2話 人工知能の誕生
  • 第3話 第1次AIブーム 推論と探索 (1)
  • 第4話 第1次AIブーム 推論と探索 (2)
  • 第5話 第2次AIブーム ルールベースとエキスパートシステム
  • 第6話 第3次AIブーム そして機械学習へ
  • 第7話 機械学習のパイプライン(線形識別を例に)
  • 第8話 機械学習用のデータ収集方法
  • 第9話 AIとプライバシー、信頼性
  • 第10話 機械学習のまわりの発展例(異常検出、トピックモデル、因果)

動画時間:約20分/1回

価格:無料

公開先:YouTube Ridge-i(リッジアイ)チャンネル

URL:https://www.youtube.com/channel/UCTBaJrfibBNosxCVEjPnYWw

公開日:2020年5月1日より順次公開

問い合わせ先:リッジアイ ビジネスストラクチャリング(メール:contact@ridge-i.com)

 

 

 

プレスリリース(PDF)はこちら