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Ridge-i CRO牛久祥孝が第8回ヤマト科学賞を受賞

2021年3月8日 プレスリリース

 AI・ディープラーニング技術のコンサルティングと開発を行う株式会社Ridge-i(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 柳原尚史)のCRO(Chief Research Officer)である牛久祥孝が、このたび第8回ヤマト科学賞を受賞したのでお知らせします。

 「ヤマト科学賞」は、ヤマト科学株式会社(以下、ヤマト科学)が、ライフサイエンス、マテリアルサイエンス、インフォメーションサイエンス及びそれらの融合分野を中心に、独創性、創造性に富む、気鋭の研究者を顕彰し、人類に夢と希望をもたらす科学技術の次世代リーダーとしての活躍を支援することを目的として設立されました。今回は画像内容を説明する画像キャプション文の生成を世界に先駆けて実現し、コンピュータビジョン分野と自然言語処理分野を融合させる「ビジョン&ランゲージ」と呼ばれる融合分野を開拓したなどが評価され、牛久がヤマト科学賞を受賞しました。

 

受賞理由(以下抜粋、※全文はヤマト科学様ホームページ記者会見内容を参照ください)
 牛久祥孝氏は、深層学習による第3次人工知能(AI)ブームが起きる直前から、コンピュータビジョン分野と、自然言語処理分野を融合させる研究に取り組み始めた。すなわち、入力された画像に何が写っているかのラベルを出力するだけの従前の画像認識から脱却し、画像の内容を説明する文を生成する画像キャプション生成を世界に先駆けて実現した。従前の枠組みでは、それぞれの事物の有無はわかってもそれらの関係性は依然として不明である。牛久氏は画像内の事物とその関係性を文法的に正しく繋いで記述するモデルを提案し、「ビジョン&ランゲージ」と呼ばれる融合分野を切り開いた。


 

牛久祥孝 (うしくよしたか) について
株式会社Ridge-i 取締役CRO
(オムロン サイニックエックス株式会社 Principal Investigator と兼職)

 画像を人の言葉で説明する画像キャプション生成技術によって博士号を取得した後、NTTコミュニケーション科学基礎研究所でメディア認識の研究に従事。東京大学 情報理工学系研究科に講師として着任し、学部生から大学院生までの講義を受け持ちつつ、研究室でも画像処理と自然言語処理の融合領域を中心とした研究指導にあたる。2018年からはオムロン サイニックエックス株式会社に創立時メンバーとして参画、現在はパーセプション(画像など人間も知覚するような情報)の処理を専門とする研究者のグループのPI(研究責任者)。
 また、国立研究開発法人産業技術総合研究所の客員研究員として知覚情報と自然言語情報の融合領域の研究グループに参加しているほか、コンピュータビジョン勉強会@関東の幹事も務めている。

 

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▼株式会社Ridge-i(リッジアイ)について
リッジアイは、AI・ディープラーニング領域において、社会課題・顧客課題に向き合い、最先端の技術を駆使して解決し、新しい社会を創造するテックイノベーションファームです。特に、画像やセンサーデータの解析について、様々な技術とディープラーニングを始めとするAIを組み合わせた開発能力に強みを持ち、投資対効果が高く技術面において最適化されたソリューションの提供により、課題解決に取り組んでいます。顧客課題だけでなく、多くの社会課題に取り組み、JAXAより受託した土砂崩れ解析ディープラーニングでは第4回宇宙開発利用大賞 経済産業大臣賞を受賞。今後も技術の実用と研究の両立を追求し、社会・顧客が持続的に効果を実感できる最高のソリューションを提供します。

会社名:     株式会社Ridge-i
設立:        2016年7月
所在地:     東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル438
代表:        代表取締役社長 柳原 尚史
事業内容:  ① AI・ディープラーニング技術のコンサルティングおよび開発
       ② 共同事業、ライセンス、保守モデル、自社開発などによるプロダクトの提供
URL:         https://ridge-i.com    
お問合せ:  contact@ridge-i.com


プレスリリース(PDF)はこちら