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広島県が不法投棄ごみ早期発見のための衛星データ解析実証実験開始 ~『ひろしまサンドボックス』にリッジアイが採択~

2021年12月14日 プレスリリース

 廃棄物の不法投棄及び不適正保管の早期発見に向け、衛星データを活用して新たな監視方法を構築する『ひろしまサンドボックス』※1実証プロジェクト(行政提案型)に、株式会社Ridge-i(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 柳原 尚史、以下「リッジアイ」)の提案が採択されたことをお知らせします。

 本実証実験は本年9月より開始し、来年3月の最終報告にて衛星データによる不法投棄自動検出の検証結果の報告を行う予定です。

※1 『ひろしまサンドボックス』とは、AI/IoT、ビッグデータ等の最新技術を活用することで広島県内の企業が新たな付加価値の創出や生産効率化に取り組めるよう、技術やノウハウを保有する県内外の企業や人材を呼び込み、様々な産業・地域課題の解決をテーマとして共創で試行錯誤できるオープンな実証実験を構築できる場です。

 

■ 実証プロジェクトの課題背景(プロポーザルより抜粋)
 広島県の地域課題の一つである廃棄物の不法投棄及び不適正保管※2の監視業務においては、早期発見のために県及び関係機関等が様々なパトロールを実施していますが、不法投棄等が山間部等の人目に付きにくい場所で行われていること、人員や巡回監視の回数に限界があることから、早期発見に至ることができない現状である。このため、不法投棄パトロールを支援及び補完できる新たな不法投棄等の監視方法の構築を図ることとしており、デジタル技術を活用して不法投棄等を確認する技術や仕組み等、ソリューションを募集し、実証実験を行うなど本格運用に向けた検討を行うことを目的とします。実証プロジェクトの詳細は、広島県記者発表資料をご覧ください。

※2 廃棄物の不法投棄及び不適正保管は、以下「不法投棄等」と記載します

 

■ 実証プロジェクトへ向けたリッジアイの取り組み
不法投棄等の巡回監視業務の支援及び補完できる新たな監視方法の構築に向け、リッジアイでは衛星データとAI技術を活用することで、不法投棄等の発生箇所を網羅的に把握し、巡回監視業務の効率化実現に向けた検証を行います。

図1:リッジアイが取り組む実証プロジェクトの概要

 リッジアイは、地球上のあらゆる地点を観測できる衛星データとAIなどの最先端テクノロジーを活用することで、ビジネス課題・社会課題の解決に向けた取り組みを行い、近い将来に最先端テクノロジーが日常的に活用される社会の実現を目指します。

 

▼株式会社Ridge-i(リッジアイ)
リッジアイは、AI・ディープラーニング領域において、社会課題・顧客課題に寄り添い、現場に入り込んだコンサルテーションに始まり、アセスメント、開発、導入、顧客による自走化までを一元的に提供するテックイノベーションファームです。特に、画像やセンサーデータの解析について、様々な技術とディープラーニングを始めとするAIを組み合わせた開発能力に強みを持ち、投資対効果が高く技術面において最適化されたソリューションの提供により、課題解決に取り組んでいます。顧客課題だけでなく、多くの社会課題に取り組み、JAXAより受託した土砂崩れ解析ディープラーニングでは第4回宇宙開発利用大賞経済産業大臣賞を受賞。今後も技術の実用と研究の両立を追求し、社会・顧客が持続的に効果を実感できる最高のソリューションを提供します。

会社名: 株式会社Ridge-i
設立:  2016年7月
所在地: 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル438
代表:  代表取締役社長 柳原 尚史
資本金: 15億3,500万円(資本準備金含む)
事業内容:① AI・ディープラーニング技術のコンサルティングおよび開発
     ② 共同事業、ライセンス、保守モデル、自社開発等によるプロダクトの提供
URL:  https://ridge-i.com
お問合せ:contact@ridge-i.com

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