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スマホ1台で夜間・屋外の人数測定ができる 『Ridge Count』Android版をリリース 〜7月1日からNTTドコモ、リコージャパンなどで取り扱い開始~

2021年7月1日 プレスリリース

『Ridge Count』 サービスイメージ      ※紹介動画はこちら

 

 AI・ディープラーニング技術のコンサルティングと開発を行う株式会社Ridge-i(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柳原 尚史、以下「リッジアイ」)は、2020年5月にリリースした群衆カウンティングAI技術を改良し、Androidスマホ1台で昼夜問わず、屋外でも正確な人数測定が可能なプロダクト『Ridge Count』Android版を販売開始し、2021年7月1日からNTTドコモ及びリコージャパンをはじめとするパートナー企業(※1)で取り扱いが開始します。

 

 

 『Ridge Count』 Android版は(1)置くだけですぐに使える手軽さ、(2)夜間・屋外と時間や場所を選ばない便利さ、(3)数百人規模でも小さな誤差に収まる正確さが特徴です。主な活用シーンとしては、駅や空港施設などの公共機関や屋外イベント・展示会などの混雑状況測定用途を想定しています。

 リッジアイは各分野のトップ企業の強みと、リッジアイが保有する最先端技術との相乗効果を最大限に活かした事業展開を通して、社会課題の解決に向けて取り組みを行い、近い将来に最先端テクノロジーが日常的に活用される社会の実現を目指します。

 

■『Ridge Count』Android版 開発背景

 2020年5月にコロナ対策として群衆カウンティングAIを発表後、ご利用いただいたお客様から「屋外イベントのように時間帯や天候で撮影環境が変わる場所でも使いたい」、「薄暗い店内などのシチュエーションで使用したい」、「PCが置けない環境でも利用したい」というご要望を多くいただきました。

特徴①:夜間利用を実現した技術力
頂いた要望は、AIによる人数測定サービスが苦手とする「照度」の問題がありました。そこでリッジアイは独自の学習手法を開発し、昼夜・時間帯を問わず、大人数でも高い精度で人数測定を可能とするプロダクト『Ridge Count』の開発に成功しました。(図2参照)

特徴②:スマホ単体での利用を実現
幅広いお客様に手軽にご利用いただけるよう、消費電力が小さなデバイスへの搭載を可能とした技術も同時に開発し、Androidへの実装を可能としました。Androidでのスタンドアローンが可能なため、通信環境のセットアップも不要です。

活用シーン

 ● 駅や空港施設などの公共機関や屋外イベント・展示会などの混雑状況測定
 ● 交通量調査での人物カウント
 ● 商業施設やスマートシティ・都市開発における人流分析と区画計画
 ● 工場におけるDX展開(不審者検知など) 等

図1: 展開活用例

 

■『Ridge Count』 Android版 概要

カメラに映った人物の数をリアルタイムで測定し、人数・位置・密度などを様々な形式で出力します。『Ridge Count』を搭載したスマートフォンをお渡しするので、手元に届いたその日からご利用いただけます

 ● 対象人数: ~1000人規模まで
 ● 精度:夜間の都内複数エリアおよびショッピングモールなどで誤差±10%程度(図2)
 ● 出力:Android上のGUIに人数およびヒートマップを表示。CSVや専用Webとの接続など、複数の形式へのカスタマイズ可能です
 ● 申し込み方法:以下、Android版の販売・プラットフォーム協業パートナー(※1)にお問い合わせ下さい。
   ○ 株式会社エー・エヌ・エス:https://www.a-n-s.jp/inquiry.php
   ○ 株式会社NTTドコモ:docomo-em-contact-ml@nttdocomo.com  
     販売名称「混雑状況測定AI Android版」として提供
   ○ FCNT株式会社:mb-tsd-info@fcnt.com
   ○ 株式会社ギフト:ridge_count@gift-inc.co.jp
   ○ 株式会社ダイアログ:contact-rc@dialog-inc.com  
   ○ 株式会社HROTTI:https://www.hrotti.co.jp/contact/  
   ○ 株式会社ポルスジャパン:ridge-i@pols.co.jp
   ○ リコージャパン株式会社:zjc_rds_info@jp.ricoh.com
   ○ リッジアイ:contact@ridge-i.com
   (※1) Ridge-i 販売・プラットフォームパートナーシップについてのリリースはこちら: URL

  ● 受付開始時期: 2021年7月1日~
    ※価格、導入期間など、ご要望の台数、利用環境によって変動いたします。詳しくはお問い合わせください。

図2: 実験結果例 検証期間を通じて夜間測定の誤差は±10%以内(リッジアイによる検証)

 

▼ 株式会社Ridge-i(リッジアイ)について

リッジアイは、AI・ディープラーニング領域において、社会課題・顧客課題に寄り添い、現場に入り込んだコンサルテーションに始まり、アセスメント、開発、導入、顧客による自走化までを一元的に提供するテックイノベーションファームです。特に、画像やセンサーデータの解析について、様々な技術とディープラーニングを始めとするAIを組み合わせた開発能力に強みを持ち、投資対効果が高く技術面において最適化されたソリューションの提供により、課題解決に取り組んでいます。顧客課題だけでなく、多くの社会課題に取り組み、JAXAより受託した土砂崩れ解析ディープラーニングでは第4回宇宙開発利用大賞経済産業大臣賞を受賞。今後も技術の実用と研究の両立を追求し、社会・顧客が持続的に効果を実感できる最高のソリューションを提供します。

会社名: 株式会社Ridge-i
設立: 2016年7月
所在地: 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル438
代表: 代表取締役社長 柳原 尚史
資本金:15億3,500万円(資本準備金含む)
事業内容:① AI・ディープラーニング技術のコンサルティングおよび開発
     ② 共同事業、ライセンス、保守モデル、自社開発等によるプロダクトの提供
URL:  https://ridge-i.com
お問合せ:contact@ridge-i.com

プレスリリース(PDF)はこちら